the INGLENOOK

炉辺を囲むように。

2015-01-01から1年間の記事一覧

017:【仮説】「リア充」という言葉は「社会に対する不安の発露」である

先日友人の家で鍋を囲んだときのこと、「リア充」という言葉についての議論になった。それに最近何となく「書きたいなぁ」とほわほわしている内容(「現代社会って何だろうな~」っていう漠然とした問い)の取っ掛かりとして、この辺りを皮切りにするのがお…

016:ゼロとイチの距離、ワレラとカレラの境界線

0. はじめに 昨日一緒に昼飯を食ったときにゲルシーが言っていた言葉を借りれば、最近自分には「相当なリア充だな」という自負がある。ゼミにしろ、友人や先輩/後輩との会話にしろ、とにかく思考をぐるぐるするのが、最近では本当に楽しい。 1、2回生の頃か…

015-3:「ヨーロッパの脇役的な国に行きたい」について

(続) 第3章「ヨーロッパの脇役的な国に行きたい」について ★「イメージの確認と消費」としての観光 自分で書いておきながら、「ヨーロッパの脇役的な国」というのは非常に失礼極まりない表現であることは重々自覚している。しかしながら英国人講師による英…

015-2:「英語の通じない国に行きたい」について

(続) 第2章「英語の通じない国に行きたい」について 予め述べておくと、第2章「英語の通じない国に行きたい」と第3章「ヨーロッパの脇役的な国に行きたい」のきっかけは同じ出来事だった。それは2013年9月(大学一回生時)に、1週間のロンドン一人旅に行った…

015-1:「アウシュヴィッツに行きたい」について

(続) 第1章「アウシュヴィッツに行きたい」について ★アウシュヴィッツという語の重み 「アウシュヴィッツ」という名前とそこで起きたことを知らない人はいないだろう。しかしこれが現在のポーランドにあることを知らない人は意外に多いのである。今回、こ…

015:ポーランドぐるぐるして、「リアルへの肉薄」を。

「天高く馬肥ゆる秋である。キャンパスの焼き芋が美味しいから、肥ゆるのは腹かもしれない」という冒頭は、10月上旬に書いたものである。少しずつ書きためてゆくうちに、気付けばすでに11月に突入していた今日、秋の過ごしやすさよりも冬の厳しさが、ちらほ…

014:考えたことを何らかの形で残したくて、つらつらと(その一)

目次 0. 「備忘録」という言葉の内実 -はじめに- 1. 学ぶタイミングについて -授業から学んだこと- 2. 自分は20年後どう分類されるのか -安保云々をめぐって- (以下、次回以降) 3. ポーランド旅行のこと 4. アカデミックキャンプ、調査研究入門、清…

013:「新入生WS1」ってどうにかならんの?

唐突だけれど、新入生WS1についてのマイナーチェンジを考えてみた。題して『WS1のTA募集に膨大なアカデミック・レポートを課そう』である。というのも、ディベートのテーマも最初に配布される資料も毎年アップデートされないし、マンネリ化してるし、実際TAは…

012:はてな?

ブログを「FC2」から「はてな」に移行します。 どうもこんにちは。 つかごんです。 九州は大分、自他ともに称する「国際大学」に在学中です。 環境倫理学を研究しています。 何で移行するのでしょう。 何でこの糞忙しい時期なのだろう。 でもそういうもので…